下記表はプロットコンポーネントのオプションによって制御されるプロパティとその用途の説明です。

G 列の x はそのオプションが読み取り可能、すなわち、DocumentTools[GetProperty] ツールで取得可能であることを示します。 

S 列の x はそのオプションが書き込み可能、すなわち、DocumentTools[SetProperty] ツールで設定可能であることを示します。 

clickx 

ドラッグ開始時の位置の x 座標を示します。

clicky 

ドラッグ開始位置の y 座標を示します。

continuous 

アニメーションを繰り返し再生するのか、それともすべてのフレームを一度再生したら停止するのかを示します。

delay 

フレーム間の遅延 (ミリ秒単位)。デフォルトでは 100 です。

endx 

ドラッグされているマウスの現在の位置の x 座標を示します。

endy 

ドラッグされているマウスの現在の位置の y 座標を示します。

frame 

現在表示されているフレームです。

frameBackwards 

真 (true) に設定すると、前のフレームを順番に表示します。アニメーションが再生されている場合は、アニメーションを停止します。

frameCount 

現在表示されているフレームの数です。

frameForwards 

真 (true) に設定すると、次のフレームを順番に表示します。アニメーションが再生されている場合は、アニメーションを停止します。

pause 

真 (true) に設定すると、アニメーションを一時停止します。

pixelHeight 

プロットの高さ (ピクセル単位)。デフォルトでは 400 です。

pixelWidth 

プロットの幅 (ピクセル単位)。デフォルトでは 400 です。

play 

真 (true) に設定すると、アニメーションを開始するか、一時停止されていたアニメーションを再開します。

startx 

ドラッグによる移動が開始された位置の x 座標を示します。

starty 

ドラッグによる移動が開始された位置の y 座標を示します。

'stop' 

真 (true) に設定すると、アニメーションを停止します。stop はキーワードにも指定されているため、このプロパティを指す場合は一重左引用符 (` `) を使用する必要があります。

toEnd 

真 (true) に設定すると、一連における最後のフレームを表示します。アニメーションが再生されている場合は、アニメーションを停止します。

toStart 

真 (true) に設定すると、一連における最初のフレームを表示します。アニメーションが再生されている場合は、アニメーションを停止します。

value 

表示する値 (Maple のプロット構造) です。これは plot, plot3d, または他のプロットルーチンの出力、もしくはユーザ定義の PLOT または PLOT3D プロット構造を指します。

visible 

プロットコンポーネントを表示するかしないかを指定します。デフォルトでは真 (true) です。