BezoutMatrix() コマンドは、Bezout 行列を返す maplet を表示します。

Bezout 行列の定義は、maplet 内で与えられます。

maplet 内のテキスト入力は、行列を決定する2つの多項式です。

Return read-only matrix チェックボックスを用いることで、maplet の返す行列を読み込み専用とするかどうかを制御します。デフォルトの挙動は、返される行列は読み取り専用でないとなっています。

Evaluate result チェックボックスを用いることで、Bezout 行列、またはワークシート内で Bezout 行列を計算するのに必要な呼び出し手順のいずれを、maplet が返すのかを制御します。デフォルトの挙動は、結果の評価を行うこと、つまり行列を返すことになります。

入力された多項式が複数の変数を持つ場合、OK をクリックすると、2つめのウィンドウが表示されます。ドロップダウンメニューから、計算される Bezout 行列に関する変数を選択して下さい。

BezoutMatrix sample maplet worksheet では、このルーチンにより表示される maplet と同様の機能を持つ maplet を書く方法について、実演されています。

with(Maplets[Examples][LinearAlgebra]):
BezoutMatrix();