EqualEntries - 2 つのコンテイナー構造体内の要素を比較
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パラメータ
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A
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コンテイナーオブジェクト
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B
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コンテイナーオブジェクト
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説明
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EqualEntries コマンドは A の要素と B の要素を比較します。EqualEntries('A','B') は、A と B が同じ種類の構造で、要素数が同じで、同じ要素を同じ順序で含んでいるとき true を返します。一部、例外があります。
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tables を比較する場合、両テーブル間で指数と値の組み合わせが全て同じでなければなりません。テーブルのインデックスは完全に同じでなければならず、例えば 2 つのテーブルの指数がそれぞれ 1.0 と 1.00 の場合は等しくなりません。各インデックスでの値は evalb により比較されます。
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rtables を比較する場合、両構造体の次元数が同じで、各次元の範囲も同じでなければなりません。A と B が向きが異なる vectors の場合、EqualEntries は false を返します。各インデックスでの値は evalb により比較されます。
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lists を比較するとき、リストの要素に EqualEntries が再帰的に適用されます。こうすることで、tables や rtables のような他の可変コンテイナーオブジェクトを含むリストに対し evalb よりも深い比較ができます。
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sets を比較するとき、EqualEntries は集合 A の各要素に対し集合 B に等価な要素があり、その逆も真であることを確認します。このことは、EqualEntries が true を返すために A と B は同じ大きさでなくてもよいことを意味します。例えば、集合 {1.0,1.00} は、集合 {1.000} と同じ要素を持っていると見なされます。
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modules の比較は現在不定で、将来変更される可能性があります。
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その他の構造体の全ては evalb により直接比較されます。
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互換性
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EqualEntries コマンドは Maple 15 より導入されました。
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例
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| (5.1) |
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b := Vector[column]([1,2,3]);
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| (5.2) |
| (5.3) |
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EqualEntries([1.0,1.00,1.000],[1.,1.,1.]);
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| (5.4) |
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t1 := table({color=red,size=4});
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| (5.5) |
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t2 := table({color=red,size=5});
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| (5.6) |
| (5.7) |
| (5.8) |
| (5.9) |
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EqualEntries( { 1.0,1.00 }, {1.} );
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| (5.10) |
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参照
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tables を比較する場合、両テーブル間で指数と値の組み合わせが全て同じでなければなりません。テーブルのインデックスは完全に同じでなければならず、例えば 2 つのテーブルの指数がそれぞれ 1.0 と 1.00 の場合は等しくなりません。各インデックスでの値は evalb により比較されます。
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