VectorCalculus[Gradient] - R^n から R への関数の勾配の計算
VectorCalculus[Del] - ベクトルの微分作用素
VectorCalculus[Nabla] - ベクトルの微分作用素
使い方
Gradient(f, c)
Del(f, c)
Nabla(f, c)
パラメータ
f - 代数式
c - (オプション) リスト(名前) または名前[名前, 名前, ...]; 名前のリスト、または座標の名前を添えた座標系の指定
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説明
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Gradient(f, c) コマンドは、関数 f の を計算します。その結果は、ベクトル場となります。
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c が名前のリストである場合には、座標名として c 内の名前を用いることで、現在のデフォルト座標系における勾配が求められます。与えられた名前の数がこの座標系と互換性を持たない場合には、エラーが起こります。
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c が他の名前による添え字つきの名前である場合には、座標名としてそれら添え字を用いることで、現在の座標系における勾配が計算されます。与えられた名前の数がこの座標系と互換性を持たない場合には、エラーが起こります。
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c が指定されない場合には、現在のデフォルト座標系が用いられます。デフォルトの座標は、座標の名前を添えた形で表されなくてはなりません。そうでない場合には、エラーが起こります。
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コマンド Del(f,c) は、Gradient(f,c) と同義です。しかし、Del は、Curl, Divergence, Gradient および Laplacian のショートカットとして DotProduct および CrossProduct と共に用いられる、ベクトルの微分作用子としても認識されます。
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Gradient() コマンドは、カレントの座標系で gradient 演算子の微分形式を返します。詳細は、SetCoordinates を参照してください。
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例
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Warning, the assigned names <,> and <|> now have a global
binding
Warning, these protected names have been redefined and
unprotected: *, +, ., Vector, diff, int, limit, series
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>
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Gradient( x^2+y^2, [x,y] );
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| (2.1) |
| (2.2) |
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Gradient( r^2, 'polar'[r,theta] );
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| (2.3) |
| (2.4) |
>
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SetCoordinates( 'spherical'[r,phi,theta] );
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| (2.5) |
| (2.6) |
| (2.7) |
| (2.8) |
| (2.9) |
>
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SetCoordinates( 'cartesian'[x,y,z] );
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| (2.10) |
| (2.11) |
| (2.12) |
| (2.13) |
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Del &x VectorField( <y,-x,0> );
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| (2.14) |
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L := VectorField( <x,y,z> ) &x Del;
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| (2.15) |
| (2.16) |
| (2.17) |
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