MapleSim[Export] - 連続 MapleSim モデル、または方程式のリストから、C ライブラリ・プロシージャを生成する
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使い方
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Export (system, in_vars, out_vars, ModelName, param_opts)
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パラメータ
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system
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list; モデル方程式
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in_vars
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list; 時間に関する入力変数
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out_vars
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list; 時間に関する出力変数
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opts
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(省略可) option = value 形式の式; Export のオプションを指定
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モデルの説明
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Export コマンドによって返される文字列の内容は、必要な C プロシージャすべてのライブラリです。これらのプロシージャは、設定されたソルバを使用して連続システムをシミュレートするのを可能にするものです。注:このライブラリは、ソルバルーチンや、反復を計算するメインルーチンを備えていません。
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2 種類の C ライブラリ関数を生成することができます。1 番目のタイプでは、1 つのプロシージャ内の状態変数および出力変数がすべて評価されます。この方式によりコードの実装が容易になりますが、状態変数をトラッキングしなければなりません。2 番目のタイプでは、2 つのプロシージャ内の変数、すなわち、一方のプロシージャの状態変数と他方のプロシージャの出力変数が評価されます。この方式は、変数のトラッキングを必要としません。
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入力変数および出力変数は、時間に関する関数 (例:y(t) および u(t)) でなければなりません。
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opts 引数は、option = value 形式の省略可能な引数です。ここで、option は以下に列挙された名前の 1 つです。これらの引数はキーワードパラメータに相当し、等式の左辺がキーワードで、右辺は値です。各キーワードパラメータには、そのパラメータが渡されなかった場合に指定されるデフォルト値があります。
以下の項目で、各キーワードについて説明します。各項目の 1 行目は、引数のフォーマットを示しています。すなわち、左辺がキーワード、右辺が値のタイプです。タイプが truefalse の場合、キーワードのみを渡すと、 keyword = を渡したことになります。
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initialconditions = list(equation)
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parameters = list(equation)
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初期化時のシステムにおけるパラメータ値を指定します。
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プロシージャで使用する時間変数を定義します。デフォルト値は変数 t に設定されます。
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simplify = Or(`truefalse`, `tryhard`)
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C ライブラリを生成する際に、中間媒介変数を保存するメモリの使用量を増やして最適化を行うことによってシミュレーションを高速化するかどうかを指定します。output_type = Or(`separated`, `single`)
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C 統合プロシージャの出力動作を指定します。デフォルト設定の output_type = separated を指定すると、プロシージャにより、2 つの C プロシージャ、すなわち、一方は状態導関数、他方は出力変数のものが生成されます。オプション output_type = single を指定すると、プロシージャにより、両方の状態を扱う 1 つの C プロシージャのみが生成されます。
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