DeleteRow(A, L) (DeleteColumn(A, L)) 関数は、選択パラメータ L によって決められた行 (列) を削除して得られる A の部分行列を返します。パラメータ L に関する詳しい情報は Matrix and Vector Entry Selection を参照してください。

outputoptions オプション (outopts) は、結果を作成する Matrix コンストラクタに付加情報 (readonly, shape, storage, order, datatype,  attributes) を与えます。

この関数は LinearAlgebra パッケージの一部ですから、with(LinearAlgebra) を実行した後にのみ DeleteRow(..) の形で使うことができます。ただし、長い形の名前 LinearAlgebra[DeleteRow](..) を使えばいつでもアクセスすることができます。

with(LinearAlgebra):
A := <<1,2,3>|<4,5,6>|<7,8,9>>;

DeleteRow(A, -2..3);

DeleteColumn(A, [1,3]);

DeleteRow(A, 3);