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Maple 14 におけるプログラミングおよび接続性に対する変更
Maple 14 にはプログラミング機能および他ツールへの接続性に対して以下の強化がなされています。
バイト配列
配列で元のデータ型と異なるデータ型を表示できるように ArrayTools[Alias] コマンドが拡張されました。readbytes と併用して混合形式のバイナリファイルを読むときに便利です。たとえば、readbytes を使用してファイルを整数 1 バイトの配列に読み込みます。先頭 100 バイトがファイルのヘッダーであると判明したら、残りのバイトは倍精度 (float[8]) の浮動小数点数として表示できます。
データ圧縮
StringTools パッケージにはデータ圧縮関連の新規コマンドが 2 つ (Compress および Uncompress) 追加されました。これらのコマンドは文字列やバイト配列を含むデータの集合に対して zlib 圧縮または解凍を実行します。
ベンチマーク
CodeTools パッケージには新規のコマンド Usage が追加されました。このコマンドは、time に似ており、コマンドの実行にかかった時間とメモリ使用量を測定しますが、出力がより柔軟に制御できるようになっています。
with(CodeTools):
Usage(ifactor(32!+1));
memory used=10.11MiB, alloc change=8.12MiB, cpu time=0.17s, real time=0.18s
Usage(ifactor(33!+1),output='all');
CodeTools[CPUTime] および CodeTools[RealTime] は、それぞれオプション output=[cputime,output] および output=[realtime,output] が指定されている Usage の呼出手順のショートカットとして使用できます。
CPUTime(ifactor(34!+1));
ListTools
ListTools パッケージには新規のコマンド FindMaximalElement、FindMinimalElement、SelectFirst および SelectLast が追加されました。これらは一般的なリスト操作を行うタスクをコマンド化したものです。
with(ListTools):
SelectFirst(type, [1., 1/2, 1, 5.1, 2, 11], integer);
FindMaximalElement([[1,a,4],[2,b,3],[3,c,2],[4,a,1]], (x,y)->lexorder(x[2],y[2]));
MATLAB からの行列のインポートおよび MATLAB への行列のエクスポート
ImportMatrix および ExportMatrix コマンドは MATLAB のバイナリファイルをインポートおよびエクスポートできるように変更されました。データ圧縮なしの MATLAB バージョン 6 とデータ圧縮ありの MATLAB バージョン 7 のファイルがサポートされています。
コマンドラインバージョンの Maple 向け ExcelTools
コマンドラインバージョンの Maple 環境で作業しているときも、スタンダードワークシートインターフェイスを動かす必要なく Excel のスプレッドシートからデータを取り込んだり、rtable のデータを Excel のスプレッドシートにファイル変換することができるようになりました。ExcelTools パッケージの使用に関する詳細ついては、ExcelTools を参照してください。
インプレース (上書き) 代入
subs コマンドはインプレースで配列や行列、ベクトルに代入できるようになりました。この機能は、コマンド名にインデックスとして inplace を追加して指定します。
A := <w,x;y,z>;
subs[inplace](x=Pi,A);
A;
匿名プロシージャに対するサポートの向上
再帰呼び出しを容易にする、新しい特別パラメータ thisproc がプロシージャ内から利用できるようになりました。現在実行中のプロシージャ名を指すprocname と異なり、thisproc はそのプロシージャ自体を指すため、匿名プロシージャ内から再帰呼び出しを行うために使用できます。
新しいプロシージャオプション option procname を指定すると、そのプロシージャの呼び出し元プロシージャの名前を引き継ぎ、エラー報告を行うことができます。すなわち、入れ子になっている内のプロシージャで発生した例外を外側の包含しているプロシージャで発生したかのように見せることができます。
タスクプログラミングモデル
Task Programming Model には新しい関数が追加されました。タスク内で Return 関数を使用すると、タスクモデルの実行を中断し、Start から特定の値を返すことができます。
外部呼び出しにおけるタスクモデル
外部コードから Task Programming Model が利用できるように外部呼び出しの API に関数が追加されました。新しく利用可能になった関数は次の 4 つです:MapleStartRootTask、MapleCreateContinuationTask、MapleStartChildTask、MapleTaskReturn
RunWorksheet
新規コマンド RunWorksheet が DocumentTools パッケージに追加されました。このコマンドはワークシートをプロシージャであるかのように実行します。ワークシートはディスク上に保存し、引数は決まった仕組みを使用して渡す必要があります。ワークシートはヘッドレス (headless;ユーザーインターフェイスなし) かつモーダル (modal;呼び出されたワークシートの実行が終了するまで呼び出し元のワークシートにコントロールが戻らない) モードで実行されます。また、独自のカーネルで実行されます。
Maple 14 ではこの機能はまだ実験的であり、将来のリリースではその設計が変わっている可能性があります。
関連項目
Index of New Maple 14 Features, Language and System Updates in Maple 14
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