plots[densityplot] - 2 次元密度プロット
使い方
densityplot(expr1,x=a..b,y=c..d)
densityplot(f,a..b,c..d)
パラメータ
f - プロットする関数 (または関数の集合)
expr1 - x と y の式 (または式の集合)
a, b - 実定数
c, d - (変換された問題に対して) 2 番目の次元の上限を定義する実定数、または、手続き
x, y - 名前
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説明
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densityplot 関数の上記2通りの呼び出し手順は曲面の 2 次元密度プロットを定義します。
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最初の呼び出し densityplot(expr1,x=a..b,y=c..d) において、式 expr1 は名前 x と y の式でなくてはいけません。範囲 a..b と c..d は実定数として評価されなくてはいけません。これにより式 expr1 をプロットする範囲を指定します。2 番目の呼び出し densityplot(f,a..b,c..d) において、f は 2 個の引数をとる Maple 手続きまたは演算子でなくてはいけません。演算子記法を用いる必要があります。すなわち、手続き名をパラメータを指定せずに与え、範囲は等式でなく単に a..b と c..d の形で与えなければいけません。
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追加の引数はすべて、option = value の形の等式として指定されたオプションとして解釈されます。たとえば、m と n は正整数としたオプション grid = [m,n] は、範囲 a..b と c..d のそれぞれに関して等間隔にした寸法が m × n の2次元格子上に、等高線を構成することを示しています。デフォルトでは寸法が 25 × 25 の格子が用いられることから、625 個の格子点が生成されます。色指定 Hue または RGB をオプション colorstyle = t (ここで t は HUE または RGB) により行うことができます。すべての他のオプションは、2 次元プロットに関するものと同じです。 plot[options] のヘルプページを参照して下さい。
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デフォルトの色付けは、グレーの陰影プロットを作成する SHADING です。 Hue または RGB による色付けは、colorstyle = t オプション (t は、HUE, RGB, SHADINGのいずれか)により指定されます。さらに、color オプションの指定により、colorstyle = SHADING or RGB の色付けについて変更されますが、 Hue による色付けには影響しません。
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その他のオプションはすべて、2 次元のplotの場合と同様です。 plot[options] のヘルプページを参照して下さい。
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densityplot を呼び出した結果は、プロットを表示するのに十分な情報を含む PLOT データ構造になります。ユーザは、PLOT 値を変数に割り当て、ファイルとして保存しておくことにより、これを読み込んで再表示させることができます。plot[structure] のヘルプページを参照して下さい。
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コマンド with(plots,densityplot) により、省略形の使用が可能になります。
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例
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with(plots):
densityplot(sin(x+y),x=-1..1,y=-1..1);
densityplot(binomial,0..5,0..5,grid=[10,10]);
densityplot(sin(x*y),x=-Pi..Pi,y=-Pi..Pi,axes=boxed,colorstyle=HUE);
densityplot(x*exp(-x^2-y^2),x=-2..2,y=-2..2,grid=[49,49]);
densityplot(x*exp(-x^2-y^2),x=-2..2,y=-2..2,grid=[49,49],color=blue);
densityplot(x^3,x=-1..1,y=x^2-1..1-x^2);
densityplot((x,y)->x,0..1,0..(x->1-x));
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