Integration() コマンドは、ユーザに定積分と不定積分の選択を尋ねる maplet を表示します。その選択に応じて、適切な積分の maplet が表示されます。その maplet を閉じる( OK をクリックする)と、積分の結果が Maple のワークシートへ返されます。

定積分では、Cauchy の主値積分を使用すること、およびその関数が連続的であることを示すオプションが、与えられます。

この関数が被積分関数をもって呼び出されると、その値は適切なテキストフィールドに置かれます。2つめの引数が与えられると、積分の型はその引数から判定されます。

Integration sample maplet worksheet に、Maplets[Elements] パッケージを用いてこのルーチンと同様の動作を行う maplet を書く方法について、記述されています。

with(Maplets[Examples]):
Integration(sin(x^3)*x^2);