Maplets[Elements][ConfirmDialog] - 確認のダイアログの定義
使い方
ConfirmDialog(opts)
ConfirmDialog[refID](opts)
パラメータ
opts - option=value の形の等式; ここで option は caption, height, onapprove, oncancel, ondecline, reference, resizable, title, type, width のいずれか; ConfirmDialog 要素のためのオプション指定
refID - 名前または文字列; 要素の参照
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説明
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ConfirmDialog ダイアログ要素は、maplet 内で確認のダイアログを定義します。このダイアログは、表題および、3つのボタン Yes, No および Cancel を含みます。
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Maplets のダイアログ要素は、事前に定義されたレイアウトを持っています。ダイアログについては、製作者が要素を指定することはできません。これが、例えばボタンやレイアウト要素といった、他の要素を含むことのできる Window 要素との相違点です。
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ConfirmDialog 要素の特徴は、オプションを用いて修正が可能です。Maplets パッケージでのオプション指定を簡単にするために、等式を用いることなしにあるオプションと内容を設定することが可能です。次の表では、(左側の列に) 要素、記号、および型、そして (右側の列に) 型がデフォルトで割り当てられると入力を行う、対応するオプションまたは内容を一覧表示します。
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Elements, Symbols, or Types Assumed Option or Content
`error`, plain, question, or warning type option
refID reference option
string or symbol caption option
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ConfirmDialog 要素は、Action あるいは、onapprove, oncancel および ondecline オプションを指定するコマンド要素を含むことが可能です。
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ConfirmDialog 要素は、Maplet 要素の中に含めることが可能です。
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次の表に、ConfirmDialog 要素のオプションの、制御および使用法について記述します。
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I 列の x は、(要素の定義を行う) 呼び出し手順で指定される、初期化が可能なオプションを示す。
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R 列の x は、呼び出し手順で必要となるオプションを示す。
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G 列の x は、オプションが Get ツールを用いて取得できる、すなわち読み込み可能であることを示す。
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S 列の x は、 SetOption 要素あるいは Set ツールを用いて設定される、書き出し可能なオプションを示す。
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Option I R G S
caption x x
height x x x
onapprove x
oncancel x
ondecline x
reference x
resizable x x x
title x x x
type x
width x x x
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opts 引数は、maplet のオプションを設定する、1 つまたは複数の以下の等式を含みます。
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caption = string または symbol
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onapprove = Action あるいはコマンド要素, または Action 要素の参照(name または string )
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ユーザが Yes ボタンをクリックした際に起こる動作。デフォルトでは、この動作でダイアログを閉じます。
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oncancel = Action あるいはコマンド要素, または Action 要素の参照(name または string )
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ユーザが Cancel ボタンかタイトルバー上にあるダイアログを閉じるボタンのいずれかをクリックした際に起こる動作。デフォルトでは、この動作でダイアログを閉じます。
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ondecline = Action あるいはコマンド要素, または Action 要素の参照(name または string )
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ユーザが No ボタンをクリックした際に起こる動作。デフォルトでは、この動作でダイアログを閉じます。
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reference = name または string
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ConfirmDialog 要素についての参照を表します。
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この参照、例えば ConfirmDialog[refID] およびコマンド列内の reference が、両方ともインデックスで指定されている場合、インデックスによる参照が優先されます。
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resizable = true または false
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ユーザがウィンドウのサイズ変更を行えるかどうかの設定。デフォルトでは、false です。
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title = string または symbol
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確認のダイアログのタイトルバーに現れるテキスト。デフォルトのタイトルは、Confirmation です。
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type = `error`, plain, question または warning
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表題に関連するアイコンの表示。デフォルトでは、アイコンを表示しない plain の確認ダイアログが使用されます。
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例
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"true", "false" または "FAIL" の値を返す確認のダイアログを持つ maplet の例:
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with(Maplets[Elements]):
maplet := Maplet(ConfirmDialog('question', "Is x > 0?",
'onapprove' = Shutdown("true"),
'ondecline' = Shutdown("false"),
'oncancel' = Shutdown("FAIL")
)):
Maplets[Display](maplet);
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参照
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Maplets パッケージの概要, Maplets/コマンド要素, Maplets/ダイアログ要素, Maplets[Display], Maplets[Elements] パッケージの紹介, Maplets[Elements][Action], Maplets[Elements][Maplet], Maplets[Elements][RunDialog], Maplets[Elements][SetOption], Maplets[Elements][Shutdown], Maplets[Elements][Window], Maplets[Tools][Get], Maplets[Tools][Set]
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