3-D モデルのアセンブル
3-D ワークスペースで 3-D モデルのアニメーションを行うには、その 3-D モデルをまずアセンブルする必要があります。3-D モデルをアセンブルするということは、3-D ワークスペースに表示されたモデルを、設定したパラメータ値と推定された初期値により決定されるモデルの初期状態と同期させるこをを意味しています。モデルのシミュレーションを行うときと、3-D ツールバーの 3-D 表示更新ボタンをクリックしたときに同期は自動的に実行されます。3-D ワークスペースでは、アセンブルされた暗黙の幾何図形は濃い灰色で表示し、例外として関節オブジェクトは赤で表示します。
デフォルトの動作として、MapleSim はモデルのコンポーネントパラメータを更新するたびに 3-D ワークスペース表示と初期状態を同期しようと試みます。表示を同期するためにモデルを初期化し直す必要があれば、変更されたコンポーネントはピンクでハイライトされますが、3-D ワークスペースの物体やフレームの位置・姿勢は変更されません。コンポーネントがピンクにハイライトされたら、3-D モデルを手動でアセンブルし、初期状態を表示するために 3-D 表示更新ボタンをクリックする必要があります。
注意: 多数のマルチボディ・コンポーネントを含んだモデルを構築したり、複雑なモデルのパラメータ値を何度も変更したり、MapleSim を仮想マシン上で実行する場合、系によっては 3-D ワークスペースを続けざまに更新すると性能が悪化することがあります。このような場合、自動アセンブル機能をオフにし、モデルのコンポーネントのパラメータ値を更新し、手動で 3-D モデルをアセンブルしてください。
自動アセンブル機能をオフにする
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表示メニューで、自動アセンブルの横のチェックボックスからチェックマークを取り除くと、自動アセンブル機能は停止します。
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手動で 3-D モデルをアセンブルする
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再生モードに入っているときは、ボタンをクリックしてコンストラクトモードに切り替えます。
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注意: 構成と接続線が全て有効でなければ 3-D モデルはアセンブルできません。例えば、接続線が不足している 3-D モデルをアセンブルしようとすると、コンソール枠にエラーメッセージが表示され、3-D ワークスペースの表示は更新されません。
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