ベクトル
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説明
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Maple では、ベクトル (vector) は 1 で始まる添字を持つ 1 次元配列として表現されます。
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ベクトルは、1 次元配列として直接入力するか、またはパッケージ linear algebra 内のvector コマンドを使って入力できます。たとえば、array([1,x,x^2]) は長さ 3 の ベクトルを生成します。より詳しいことについては配列および linalg[vector] を参照して下さい。
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ベクトル U の 第 i 成分は、添字記号 U[i] を使ってアクセスしたり割り当てたりできます。たとえば、U[i] := 1/V[i] は ベクトル U の 第 i 成分をベクトル V の第 i 成分の逆数に割り当てます。
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パッケージ linalg (linear algebra) はたくさんのベクトル操作が含まれています。これ以上の情報については linalg を参照して下さい。
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ベクトルの各成分にある関数を施すのに、map 関数を使うことができます。たとえば、map(simplify,V) はベクトル V の各成分を簡単化し、また map(diff,V,x) はベクトル V の各成分を x に関して微分します。より詳しいことについては map を参照して下さい。
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ベクトルであるか判定するには type[vector] を参照して下さい。たとえば type(A,'vector(integer)') は整数のベクトルかどうかを判定します。
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注意: Maple のオンライン文書では、vector (小文字の "v") はlinalg パッケージ内のルーチンで使われる array (配列)に基づく vector を指し、Vector (大文字 "V") は LinearAlgebra パッケージ内のルーチンで使われる rtable に基づく Vector を指す約束です。Maple における線形代数の計算に関するより多くの情報については LA_general を参照して下さい。
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例
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linalg[vector](4,[1,x,x^2,x^3]);
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| (2.1) |
| (2.2) |
| (2.3) |
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array(0..2,[a,b,c]):
type(%,vector);
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| (2.4) |
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参照
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Array, Matrix, Vector, type[vector], array, matrix, linalg, evalm, map, print, type, plots[arrow]
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