Matlab[eig] - Matlab で MapleMatrix または MatlabMatrix の固有値を計算します
使い方
eig(X)
eig(X, Y)
eig(X, Y, eigenvectors=true, balanced=true)
パラメータ
X - MapleMatrix または MatlabMatrix
Y - (オプション) MapleMatrix または MatlabMatrix
eigenvectors=[true|false] - (オプション) 固有ベクトルを返します。
balanced=[true|false] - (オプション) 行列のバランスをとる
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説明
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eig コマンドは、Matlab を使い、行列の固有値を計算します。
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オプション 'eigenvectors'='true' を指定すると、行列の固有ベクトルと固有値の両方が返されます。規定値は 'eigenvectors'='false' です。固有ベクトルは、結果のはじめの行列の列で、固有値は、結果の二番目の行列の対角線上の要素です。
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オプション 'balanced'='false' を指定すると、固有値計算の前に行う balncing step を計算しません。balancing step は、行列 X の条件を改良します。規定値は、'balanced'='true' です。
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Matlab[eig](X, Y) をコールすると、"一般化固有値問題"を解きます。;つまり、det(lambda Y - X) の根を求めます。
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デフォルトでは、ベクトルの固有値が返されます。'eigenvectors'='true' を指定すると、固有値の行列に加え、固有ベクトルの行列も返されます。
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例
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Maple 行列を定義します
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maplematrix_a:=Matrix([[1,2,3],[3,4,5],[6,7,8]]);
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| (2.1) |
MapleMatrix の固有値を次のように計算します。
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Matlab[eig](maplematrix_a);
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| (2.2) |
固有ベクトルを得るには、
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(vects, vals) := Matlab[eig](maplematrix_a, 'eigenvectors'='true'):
vects;
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| (2.3) |
| (2.4) |
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