ExcelTools[Import] - Excel スプレッドシートからのデータのインポート
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使い方
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Import(file, sheet, cells, emptycell=value)
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パラメータ
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file
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(標準インターフェースではオプション)文字列; データのインポート元の Excel ファイル名
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sheet
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(オプション)文字列または正の整数; データのインポート元シートの名前またはインデックス(デフォルトは 1)
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cells
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(オプション)文字列; インポートするセル範囲(デフォルトはシート全体)
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value
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(オプション)任意; スプレッドシートの空白セルに与える値(デフォルトは 0.0)
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説明
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Import(file,sheet,cells) 関数は Microsoft Excel フォーマットのファイル file を、sheet と cells パラメータのアドレスに応じて 2 次元の Array として、開始添え字 1 から取り込みます。
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標準インターフェースでは、file パラメータが与えられていない場合はファイル名を入力するフィールドを持つダイアログが提示されます。その他すべてのインターフェースで file パラメータは必須となります。
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sheet パラメータはファイルに含まれるシート名かシート番号のどちらかを指定します。
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cells パラメータは標準的なセルの範囲指定 (例えば "A1:B9" もしくは "c$10..$w15") もしくは範囲の名前を指定します。範囲を名前で与える場合、その名前は Excel ファイルに存在している必要があります。
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cells に例えば "D13" とセルを 1 つだけ指定した場合、"D13" が範囲の左上隅で、シートの右下隅が範囲の右下隅と解釈されます。(1 つのセルだけを取り込むには "AQ13:AQ13" のように指定します。)
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スプレッドシートでは、データと共に空白セルが混在している場合があります。デフォルトとして、これらのセルはインポート時に値 0.0 を与えられます。emptycell= のオプションを用いれば、別の値を指定することができます。例えば、emptycell=undefined または emptycell= など。
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例
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以下の例を実行するには、必要なシートやセルを含んだ Employees.xls という名前の Excel スプレッドシートを作成してください。
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Q := Import("Employees.xls", "Payroll", "B2:C9"):
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左上隅だけを指定すると、そこからシートの右下隅までのすべてを取り込みます。
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R := Import("Employees.xls", "Payroll", "B2"):
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| (4.1) |
セルの範囲は名前でも指定できます。
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P := Import("Employees.xls", "FirstQuarter" ):
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シートはシート番号、名前のどちらでも指定できます。
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S := Import("Employees.xls", 2, "A1:w25"):
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最初 (もしくは唯一) のシートすべてを取り込みます。
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T := Import("Employees.xls"):
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(標準インターフェースのみ)ファイル名やその他のデータを入力するためダイアログを開きます。
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