このコマンドはパレットに追加可能な色を出力します。少なくとも 1 つの入力色と一致し、入力色と近すぎないように選択されます。ColorTools コマンド Lighten、Saturate、Darken、Desaturate、NeutralSpread、HueSplit を使用して候補色が生成されます。色はオプションを基にフィルタリングされ、適切でない色は取り除かれます。次に、欲張り法を使用して入力色と知覚的に似ていない適切な候補色が選択されます。

number = ::posint::

出力する新規色の数 (デフォルトは 1)。

space = ::string::

出力の色空間。デフォルトでは入力から決定されます。

avoid = ::list::

出力色が新規色と似ておらず、新規色の候補の生成に使用されない色の一覧。

maxdistance = ::float::

候補色と入力色の距離の上限。

metric = ::{name,string}::

候補色と入力色のあいだの距離計算用に ColorTools[Distance] に渡される基準。

maxluma = ::float::

候補色の明るさの上限。この値が 0.75 の色のラインは白のバックグランドで十分知覚できます。

ColorTools/ExpandPalette コマンドは Maple 16 で導入されました。

Maple 16 における変更点についての詳細は、Maple 16 の新機能 を参照してください。

with(ColorTools):

ExpandPalette( GetPalette("MapleV"), number=2);

P:=ExpandPalette( ["DarkRed", "Green", "Navy"], number=3);

Swatches(["DarkRed", "Green", "Navy", P[]], rows=2);