このコマンドは、入力した色の説明文字列を出力します。

説明文字列は色の HSV 表現に基づき、通常は明度、彩度、色相の順の 3 つの部分からなります。

明度は、"Blackish"、"Very Dark"、"Dark"、"Medium"、"Light"、"Very Light"、"Whitish" のいずれかです。

彩度は、"Pale"、"Faded"、"Strong"、"Vivid" のいずれかです。

色相は、Gray または以下のいずれかです。

純粋な色相 : Red、Yellow、Orange、Green、Blue、Purple

または、上記の色相の隣接するペアをハイフンで組み合わせたもの。これは、色が 2 つの色相の中間点に近く、2 番目の色にわずかに近いことを示します。

上記の色相の隣接するペアで最初の色相に接尾辞 "ish" が付いたもの。これは、色が 2 番目の色相に近く、1 番目の色相の方向にわずかに陰影があることを示します。

short オプションを指定した場合 :

明度は "Light"、"Dark"、またはなしです。

彩度は "Pale" またはなしです。

色相の説明 "ish" は、純粋な色相またはハイフン付きの色相に "丸められ" ます。

ごくわずかな例外を除いて、出力される説明文字列は Color コンストラクタの入力としては使用できません。有効な色の名前であっても、出力される色表示は同一ではありません。Color コンストラクタで認識される名前を検索するには、ColorTools[RGB24ToName] を使用します。

ColorTools[ColorDescription] コマンドは Maple 16 で導入されました。

Maple 16 における変更点についての詳細は、Maple 16 の新機能 を参照してください。

with(ColorTools):

ColorDescription("DarkOrchid");

ColorDescription("DarkOrchid", 'short');

ColorDescription( Color([10,10,10]) );